栗原神社例祭

2017年9月1日(金)と2日(土)の2日間にかけて、神奈川県座間市に鎮座する栗原神社の例祭が斎行されました。
境内にあった看板には「栗原神社の例祭は、従来九月三日と決められていましたが、近年では九月の第一土曜日に行われています。」とありましたので、2018年も9月1日(土)と2日(日)になると思います。

たくさんの人たちがお祭りに参加されていて、参道には露店が建ち並び、座間市の神社のお祭りの中では規模が大きいのではないかと思います。
夜店の数だけで言えば、鈴鹿明神社よりも多かったです。

こちらは1日(金)に夜の社殿などを撮影したものです。

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2日(日)にもお祭りの様子を見に行っています。
祭事を除きお祭りのメインは夜なので、昼間はそれほど人は多くありませんでした。

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夜には、再びたくさんの人たちが訪れ、賑わいます。

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神楽殿の向かい側には舞台が作られ、祭囃子が披露されています。
この祭囃子の演目のうち「かまくら」と「やたい」の2曲は座間市の無形文化財に指定されていて、明治35年(1902年)頃に綾瀬市早川、当時の早川村から伝えられたといわれています。
現在でも若音会という保存会が伝統を守り継ぎながら、例祭などの場で技を披露しているそうです。

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栗原神社について

栗原神社は、中栗原の豪農・大矢家の先祖が天正元年(1573年)に王子大権現を勧請して祀ったのが始まりとされ、王子権現社として地域の信仰を集めていたそうです。
権現とは日本の神の神号のひとつで、日本の神々を仏教の仏や菩薩が仮の姿で現れたものとする本地垂迹思想によるもの。
神社本庁のサイトには、栗原神社と並び王子大権現との記載が見られます。

明治6年(1873年)には地域の絹張社・握財社・山王社・若宮社・龍蔵社が合祀され、栗原神社へと名が改められています。
御祭神は豊受大神、天御柱命、稚日留女命、道反大神、国御柱命。

残念なことに、平成25年(2013年)に放火によって社務所や神楽殿が全焼し、古文書の写本なども焼失してしまったそうです。
しかし、氏子の皆さんや地域の若い人たちの努力により現在では新しい社務所や神楽殿が建っており、昔と変わらず地域の人たちを見守っています。

グーグルマップ

35.47967, 139.41482

※地図は正確でない場合があります。

栗原天神社

栗原神社のすぐ近くには、栗原天神社があります。
こちらは栗原中央出身の大矢東さんという方が米寿を迎える記念として栗原神社に奉納した土地に建てられた神社です。

石碑によれば、大東亜戦争に出征し終戦を知らないまま中国大陸で約1年を生き抜いてきたという大矢さん。
中国共産党八路軍に捕らえられたものの、のちに無事帰国を果たして事業に成功し、栗原神社への感謝の思いで土地を奉納したのだそうです。
栗原神社への厚い信仰と、悲惨な戦争を繰り返してはならないという思いが伝わってくるようです。

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御朱印

栗原神社で授与されている御朱印です。
普段は社務所が開いていないようですので、例祭などの機会でしかいただけないかもしれません。
栗原天神社には御朱印はありません。

【座間市】栗原神社